HEICをJPGではなくPNG形式に変換したいケースがあります。たとえば、透過(背景透明)を保持したい場合や、画質を一切劣化させたくない場合などです。
この記事では、HEICをPNGに変換する方法と、JPGとPNGのどちらに変換すべきかの判断基準を解説します。
HEICをPNGに変換すべきケース
まず、JPGではなくPNGを選ぶべき場面を整理します。
| ケース | 推奨形式 |
|---|---|
| 背景を透明にしたい(透過PNG) | PNG |
| 画質を一切劣化させたくない | PNG |
| ウェブや印刷で一般的に使いたい | JPG |
| ファイルサイズを小さくしたい | JPG |
| SNSに投稿したい | JPG |
写真(風景・人物など)はJPGで十分ですが、ロゴ・イラスト・スクリーンショットのような画像はPNGの方が適しています。
方法1:ブラウザで変換する(インストール不要)
おすすめ度:★★★★★
ブラウザ上でHEICをPNGに変換できます。インストール不要で、画像データはサーバーに送信されないため安全です。
手順:
- WebP/HEIC変換ツールを開く
- HEICファイルをドラッグ&ドロップ
- 変換後フォーマットを「PNG」に選択
- 「変換開始」をクリック
- ダウンロードして完了
複数ファイルを一括変換してZIPでまとめてダウンロードも可能です。
方法2:MacのプレビューアプリでPNGに変換する
おすすめ度:★★★★☆
Macユーザーはプレビューアプリを使って追加ソフトなしで変換できます。
手順:
- HEICファイルをダブルクリックして「プレビュー」で開く
- メニューバーから「ファイル」→「書き出す」
- フォーマットを「PNG」に変更して保存
複数ファイルを一括変換する場合:
- 変換したいHEICファイルを複数選択
- 右クリック →「プレビューで開く」
- プレビューのサイドバーで全ファイルを選択(⌘+A)
- 「ファイル」→「書き出す」→ フォーマット「PNG」→「選択したすべての画像を書き出す」
方法3:WindowsのペイントでPNGに変換する
おすすめ度:★★★☆☆
Windows 11(バージョン22H2以降)またはHEIF拡張機能をインストール済みの場合に使えます。
手順:
- HEICファイルを右クリック →「プログラムから開く」→「ペイント」
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」
- ファイルの種類を「PNG」に選択して保存
1枚ずつの変換に向いています。大量変換にはブラウザ変換ツールの方が便利です。
JPGとPNG、どちらに変換すべきか
迷ったときの判断フローです。
写真(風景・人物・料理など)
→ JPG(ファイルサイズが小さく扱いやすい)
透明背景が必要
→ PNG一択
ロゴ・イラスト・テキストを含む画像
→ PNG(文字のにじみが出ない)
画質を絶対に落としたくない
→ PNG(可逆圧縮なので劣化しない)
SNS投稿・メール添付・普段使い
→ JPG(容量が軽くて扱いやすい)
PNGのファイルサイズに注意
HEICからPNGに変換すると、JPGと比べてファイルサイズがかなり大きくなります。
目安:
- HEIC(1枚):約2〜3MB
- JPG変換後:約3〜5MB
- PNG変換後:約8〜15MB
メール添付やSNS投稿では容量制限に引っかかる場合があります。単純に「Windowsで開きたい」「共有したい」だけならJPGで十分です。
よくある質問
Q. HEICは透過情報を持っていますか?
HEICフォーマット自体は透過をサポートしています。ただし、iPhoneのカメラで撮影した通常の写真には透過情報は含まれていません。透過が必要なのはおもにロゴや素材画像などです。
Q. PNGからさらにWebPに変換したい
同じ変換ツールでWebP変換も対応しています。WebPはPNGより高圧縮で、ウェブサイト用の画像に最適です。
Q. 変換後のPNGファイルが大きすぎる
PNG自体が可逆圧縮のため、JPGより大きくなるのは正常です。ファイルサイズを小さくしたい場合はJPGへの変換を検討してください。
まとめ
HEICをPNGに変換すべきのは、透過が必要な場合・画質劣化を避けたい場合に限られます。普通の写真共有にはJPGで十分です。
変換方法は、インストール不要のブラウザ変換ツールが一番手軽です。


