WebPはJPGより25〜35%ファイルサイズが小さく、WordPressサイトの表示速度改善に直結します。この記事ではWordPressでWebPを使う方法を、プラグインを使う方法と使わない方法に分けて解説します。
WordPressのWebP対応状況
WordPress 5.8(2021年リリース)以降は、WebPのアップロードとメディアライブラリでの管理に正式対応しています。
ただし、サーバーのPHPバージョンやGDライブラリのバージョンによっては対応していない場合があります。エラーが出る場合は後述の対処法を確認してください。
方法1:手動でWebPに変換してからアップロードする(プラグイン不要)
最もシンプルな方法です。アップロード前にJPG・PNGをWebPに変換してからメディアライブラリにアップロードします。
手順:
- WebP変換ツールでJPG・PNGをWebPに変換
- WordPress管理画面 →「メディア」→「新規追加」
- 変換したWebPファイルをアップロード
- 通常通り記事・固定ページで使用
プラグインが不要でサイトを軽量に保てます。新しく追加する画像をWebPにしたいだけであれば、この方法が最もシンプルです。
方法2:プラグインで既存画像を自動変換する
すでにアップロード済みの大量の画像をWebPに変換したい場合や、アップロード時に自動でWebPに変換したい場合はプラグインが便利です。
おすすめプラグイン:Converter for Media
特徴:
- アップロード時に自動でWebPに変換
- 既存の全画像を一括でWebP変換
- 元のJPG・PNGファイルを残しつつ、ブラウザの対応状況に応じてWebPを配信
- 無料プランあり
設定手順:
- WordPress管理画面 →「プラグイン」→「新規追加」
- 「Converter for Media」で検索してインストール・有効化
- 「設定」→「Converter for Media」で変換設定を確認
- 「Convert all」で既存画像を一括変換
その他のプラグイン
- EWWW Image Optimizer:WebP変換+画像圧縮をまとめて行える
- ShortPixel:高品質な変換が可能、一定枚数まで無料
WordPressでWebPのアップロードエラーが出る場合
「申し訳ありませんが、このファイルタイプはセキュリティ上の理由により許可されていません」というエラーが出る場合、サーバーのPHP環境がWebPに対応していない可能性があります。
解決策1:PHPのGDライブラリをWebP対応版に更新する
サーバー管理パネル(cPanel・xserverなど)からPHPバージョンを7.4以降に更新し、GDライブラリのWebPサポートを有効にしてください。
xserverの場合:「サーバーパネル」→「PHP設定」→ PHPバージョンを7.4以降に変更
解決策2:functions.phpでWebPを許可する
// functions.phpに追加
function allow_webp_upload( $mimes ) {
$mimes['webp'] = 'image/webp';
return $mimes;
}
add_filter( 'upload_mimes', 'allow_webp_upload' );
解決策3:プラグインで対応する
「WebP Media Upload」などのプラグインを使うと設定なしでWebPのアップロードを許可できます。
WebPをWordPressで使うときの注意点
Safari(古いiOS)では表示されない場合がある
iOS 14未満のSafariはWebPに非対応です。アクセスユーザーの環境に合わせて、WebPと従来フォーマットの両方を用意する「picture要素」を使うか、プラグインで自動切り替えする設定を検討してください。
Converter for Mediaなどのプラグインは、WebP非対応ブラウザには自動でJPGを配信するフォールバック機能を持っています。
表示速度への効果
WebP化による効果の目安:
| 施策 | ファイルサイズの削減率 |
|---|---|
| JPG → WebP | 約25〜35%削減 |
| PNG → WebP | 約25〜50%削減 |
| 画像圧縮(品質75%) | 約30〜60%削減 |
GoogleのPageSpeed InsightsやCore Web Vitalsの「LCP(最大コンテンツの描画)」改善に直結します。
よくある質問
Q. WebPに変換すると画質は落ちますか?
変換ツールの品質設定を80〜90%以上にすれば、見た目の差はほぼわかりません。
Q. すでにアップロード済みの画像を一括でWebPにしたい
Converter for MediaやEWWW Image Optimizerの一括変換機能を使うと、アップロード済みの画像もまとめてWebPに変換できます。
Q. WebPにしたらGoogleの画像検索に出なくなりますか?
Googlebotは2019年からWebPのクロールに対応しています。WebPに変換してもGoogle画像検索への影響はありません。
まとめ
- WordPress 5.8以降はWebPのアップロードに標準対応
- 新しい画像を追加するだけなら手動変換が最もシンプル
- 既存画像を一括変換したいならConverter for Mediaプラグインが便利
- エラーが出る場合はPHPバージョンの更新かfunctions.phpの修正で解決
まず変換ツールで試してみてください。


