請求書や給与明細でよく見る「月末締め」。どこからどこまでが1か月分なのか、締め日当日は含むのかを整理しました。
月末締めとは?結論
月末締めとは、毎月の末日(月の最終日)を「締め日」として、その日までの1か月分の取引・勤務・利用額をまとめて区切ることです。 「末締め」「末日締め」「毎月末日締め」もすべて同じ意味です。
月末締めの区切り(2026年7月分の例)
7月1日 〜 7月31日 ← この1か月分を「7月分」として集計
↑
7月31日=締め日(この日を含む)
締めた1か月分は、契約で決められた支払日(翌月末・翌月15日など)にまとめて支払われます。「締め」と「支払い」は別の日付である点がポイントです。
締め日に月末当日を含む?
含みます。 「◯日締め」という表現は、締め日当日までを集計対象に含みます。月末締めなら末日そのもの、つまり31日まである月は31日、30日の月は30日、2月なら28日(うるう年は29日)までが対象です。
これは15日締め・20日締めでも同じ理屈です。
| 締め方 | 1か月分の範囲 | 例(7月分) |
|---|---|---|
| 月末締め | 当月1日〜当月末日 | 7月1日〜7月31日 |
| 15日締め | 前月16日〜当月15日 | 6月16日〜7月15日 |
| 20日締め | 前月21日〜当月20日 | 6月21日〜7月20日 |
月末締めとの違いは「どこで1か月を区切るか」だけです。15日締め・20日締めは、月末月初に経理業務が集中するのを避けるためや、給与計算の時間を確保するために採用されます。
なお、締め日はカレンダー通りで動きません。2026年は7月31日が金曜、8月31日が月曜とどちらも平日ですが、末日が土日祝でも「その日で締める」のが原則です(動くのは支払日の方です)。
月末締め×支払いパターン一覧
同じ月末締めでも、支払日がいつかは契約によって変わります。代表的なパターンと7月分(7月末締め)の支払時期です。
| パターン | 支払日 | 7月分の支払い | 詳しい解説 |
|---|---|---|---|
| 月末締め翌月15日払い | 翌月15日 | 8月15日ごろ | 給与でよくある形 |
| 月末締め翌月末払い | 翌月の末日 | 8月31日 | 月別の日付一覧 |
| 月末締め翌々月末払い | 翌々月の末日 | 9月30日 | 翌々月末払いの計算方法 |
支払日が土日祝に当たる場合は前営業日または翌営業日にずれます(前後どちらかは契約・会社規定によります。詳細は前営業日とは?)。「翌月」「翌々月」がどの月を指すか迷う場合は翌月・翌々月とは?で確認できます。
締め日と支払サイトを入れると月別の支払日を一括計算できる支払日計算ツールも用意しています。
給与・請求書・クレジットカードでの「締め」の違い
同じ「締め」でも、何を区切っているかが場面で異なります。
| 場面 | 締めるもの | よくある形 |
|---|---|---|
| 給与 | 勤務時間・残業 | 月末締め翌月25日払い、15日締め当月25日払いなど |
| 請求書(企業間取引) | 納品・役務の対価 | 月末締め翌月末払い(支払サイト30日)が最多 |
| クレジットカード | カード利用額 | カード会社ごとに固定(例:月末締め翌月26日払い) |
- 給与の締め日と支払日は雇用契約書・就業規則に記載されています。締めから支払いまでの間隔が短いほど、残業代の計算期間もタイトになります。
- 請求書では「月末締め翌月末払い」を基本に、翌々月末払い(支払サイト約60日)まで幅があります。
- クレジットカードは自分で締め日を選べないことが多く、締め日と引き落とし日のセットがカード会社ごとに決まっています。
まとめ
- 月末締めとは毎月の末日で1か月分を区切ること。末締め・末日締めも同じ意味
- 締め日当日(月末その日)は集計に含む。15日締め・20日締めも同じ理屈
- 締め日はカレンダー通り動かないが、支払日は土日祝なら前後の営業日に動く
- 「いつ支払われるか」は締め×支払サイトの組み合わせで決まる
自分の契約の支払日を月別に出したい場合は支払日計算ツールで計算できます。









