公開日:2026年5月10日 最終更新日:2026年5月10日

画像加工の基本ガイド|圧縮・リサイズ・トリミング・変換まとめ

N
nor
Webツール開発者(プロフィール

「写真をブログに載せたら表示が遅くなった」「Instagramに投稿したら端が切れた」「iPhoneで撮ったHEICが会社のPCで開けない」——画像を扱うときの悩みは、たいてい圧縮・リサイズ・トリミング・形式変換の4分野のどれかに当てはまります。

この記事では、4分野それぞれの基本と作業手順を1ページにまとめました。インストール不要のブラウザ完結ツールで、すぐに作業を始められます。

今すぐ画像形式を変換したい方は画像変換ツール、ファイルサイズを軽くしたい方は画像圧縮ツールからどうぞ。


画像加工の4分野

分野何をする?主な用途
圧縮ファイルサイズを軽くするメール添付・ブログ・SNS
リサイズピクセル数(解像度)を変えるOGP・SNS投稿・印刷
トリミング不要な部分を切り抜くアイコン・サムネイル
形式変換HEIC↔JPG↔WebP↔PNG互換性確保・容量節約

迷ったら「どんな問題を解決したいか」から逆算して選びましょう。重さが問題なら圧縮、表示崩れなら リサイズ/トリミング、開けないなら形式変換です。


1. 画像圧縮(ファイルサイズを軽くする)

撮ったままの写真は1枚で5〜10MBあることもあり、メール添付・ブログ掲載・SNSアップロードに不便です。圧縮するとファイルサイズを大きく削れます。

圧縮方式の違い(可逆 vs 非可逆)

方式特徴向いている形式
非可逆圧縮データを一部捨てて小さくする。元には戻せないJPG・WebP(lossy)・HEIC
可逆圧縮データを捨てずに小さくする。元に戻せるPNG・WebP(lossless)

写真は非可逆圧縮、イラスト・スクショ・透過が必要な画像は可逆圧縮が基本です。

圧縮率の目安

形式元サイズ圧縮後の目安削減率
JPG(写真)5MB500KB〜1MB約80〜90%
PNG(スクショ)2MB500KB〜1MB約50〜75%
WebP(写真)5MB300〜700KB約85〜95%

WebPは同じ画質でJPGより25〜35%軽くなる傾向があり、Webサイト掲載に最適です。

ブラウザでの圧縮手順

  1. 画像圧縮ツールを開く
  2. 画像をドラッグ&ドロップ
  3. 圧縮レベルを選択
  4. ダウンロード

詳しい手順や用途別の推奨設定は画像を圧縮する方法、iPhoneで撮ったHEICを軽くしたい場合はHEICをJPGに変換する方法で解説しています。

関連ツール: 画像圧縮ツール / 関連記事: 画像圧縮の方法HEICをJPGに変換する方法


2. 画像リサイズ(サイズを変える)

リサイズは画像のピクセル数(縦×横)を変える操作です。SNSの推奨サイズに合わせる、印刷用に大きくする、Webサイト用に小さくする、といった用途で使います。

ピクセル指定 vs パーセント指定

指定方法特徴向いている場面
ピクセル指定1200×630のように数値で指定OGP・SNS推奨サイズに合わせる
パーセント指定元の50%、25%のように比率で指定とにかく軽くしたい・サイズは厳密でなくて良い

アスペクト比の維持

リサイズで縦横比を変えると、画像が縦長や横長に歪みます。基本は「アスペクト比を維持」のチェックを入れたまま、片方の数値を入力するのが安全です。比率を変えたい場合はリサイズではなくトリミングで対応します。

用途別の推奨サイズ

用途推奨サイズアスペクト比
OGP(SNSシェア)1200×630px1.91:1
Instagram投稿(正方形)1080×1080px1:1
Instagram Stories・Reels1080×1920px9:16
Twitter/Xタイムライン1200×675px16:9
YouTubeサムネイル1280×720px16:9
ブログアイキャッチ1200×630px前後1.91:1

OGP画像の詳細はOGP画像のサイズと設定方法を、アスペクト比から寸法を逆算したい場合はアスペクト比計算ツールが便利です。

ブラウザでのリサイズ手順

  1. 画像リサイズツールを開く
  2. 画像をアップロード
  3. 幅・高さ(またはSNSプリセット)を選択
  4. ダウンロード

詳しい手順は画像のサイズを変更する方法で解説しています。

関連ツール: 画像リサイズツールアスペクト比計算ツール / 関連記事: 画像のサイズを変更する方法OGP画像のサイズと設定方法


3. 画像トリミング(不要部分を切り抜く)

トリミングは画像の一部だけを切り抜く操作です。リサイズと違い、画像の構図そのものを変えられるのが特徴です。

操作内容
トリミング一部を切り抜く(構図が変わる)
リサイズ全体を縮小・拡大する(構図は変わらない)

トリミングの3つのモード

モード用途
フリー範囲任意の比率で自由に切り抜く
固定アスペクト比1:1・16:9・9:16などで縦横比を保つ
SNSプリセットInstagram・YouTube・Twitterなど用途名で選ぶ

アイコンには1:1、YouTubeサムネイルには16:9、Stories・Reelsには9:16が定番です。

印刷・Web・SNS別のサイズガイド

用途推奨比率推奨サイズの例
Instagramアイコン・正方形投稿1:11080×1080px
YouTubeサムネイル16:91280×720px
Instagram Stories・Reels9:161080×1920px
Twitter/Xヘッダー3:11500×500px
OGP・ブログアイキャッチ1.91:11200×630px
L判印刷3:21800×1200px(300dpi相当)

ブラウザでのトリミング手順

  1. 画像トリミングツールを開く
  2. 画像をアップロード
  3. 切り抜き範囲をドラッグで指定(または比率を選択)
  4. ダウンロード

詳しい手順は画像をトリミングする方法で解説しています。

関連ツール: 画像トリミングツールアスペクト比計算ツール / 関連記事: 画像をトリミングする方法


4. 画像形式変換(HEIC・WebP・JPG・PNG)

形式変換は、ファイルの拡張子(.heic / .webp / .jpg / .png)を別の形式に変える操作です。「相手のPCで開けない」「ブログCMSが受け付けてくれない」といった互換性の問題を解決します。

各形式の特徴比較

形式主な用途互換性圧縮効率透過備考
HEICiPhone標準形式低(Win・古い端末で開けないことも)高い×同画質でJPGの約半分のサイズ
WebPWeb向け次世代形式中〜高(主要ブラウザは対応)高いアプリやSNSでは弱い
JPG写真の標準形式最高×迷ったらJPG
PNGスクショ・イラスト最高低(写真では大きい)可逆圧縮

用途別の推奨形式

シーンおすすめ形式理由
メール添付・他人に渡すJPGどの環境でも開ける
ブログ・自分のサイトWebP(フォールバックにJPG)軽くて表示が速い
透過が必要なロゴ・図PNG透過対応・可逆圧縮
iPhone内で保存しておくHEIC容量を節約できる
印刷に出すJPG(高品質)またはTIFF印刷所の対応形式

よくある変換パターン

変換元変換先よくあるシーン関連記事
HEIC → JPGiPhone写真をPCで使うHEICをJPGに変換する方法
HEIC → PNG透過を保ちたい・編集前提HEICをPNGに変換する方法
WebP → JPG保存したWebPが開けないWebPをJPGに変換する方法
JPG → WebPサイトを軽くしたい画像圧縮の方法

ブラウザでの変換手順

  1. 画像変換ツールを開く
  2. 画像をドラッグ&ドロップ(複数同時OK)
  3. 変換後の形式を選択(JPG・PNG・WebP)
  4. 「変換開始」→ ZIPでまとめてダウンロード

HEIC・WebP・JPG・PNGすべてに対応しており、形式間の相互変換ができます。

関連ツール: 画像変換ツール / 関連記事: HEICをJPGに変換する方法WebPをJPGに変換する方法MacでHEICを扱う方法


5. その他の加工(回転・反転・透かし)

4分野以外でよく使う加工をまとめます。

画像の回転・反転

スマホで撮った写真をPCで開くと横向きや逆さまになることがあります。原因はEXIF情報(撮影時のメタデータ)の読み取り方の違いで、ツールで90°回転・180°回転・左右反転・上下反転すれば直せます。

操作用途
90°回転縦横が逆になっている写真を直す
180°回転上下が逆さまの写真を直す
左右反転鏡像にする・自撮りを修正
上下反転特殊な構図に使う

詳しい手順は画像が横向きになるときの直し方で解説しています。

透かし(ウォーターマーク)の追加

ブログ・SNS・ポートフォリオに掲載する画像に著作者名やサイト名を入れることで、無断転載・盗用対策になります。テキストでもロゴ画像でも追加できます。

用途透かしの入れ方
ブログ写真サイト名を右下に半透明で
SNS投稿アカウント名を画像端に
ポートフォリオロゴ画像を中央薄めに

関連ツール: 画像回転ツール透かし追加ツール


6. 画像加工ツールの選び方

画像加工ツールは大きく分けて3種類あります。

種類特徴向いている人
ブラウザツールインストール不要・無料・どの端末でも使える単発作業・スマホで完結したい
インストール型ソフト(Photoshop・GIMPなど)高機能・細かい編集が可能デザイン業・本格編集
スマホアプリスマホ内で完結・SNS連携が便利スマホ撮影が中心の人

セキュリティ:オフライン処理が安心

画像加工ツールには「画像をサーバーにアップロードして処理するもの」と「ブラウザ内で処理するもの」があります。仕事の資料・プライベートな写真・顔写真を扱うなら、ブラウザ内で処理(オフライン処理)が完結するツールを選ぶのが安心です。

curythmの画像変換ツール画像圧縮ツール画像リサイズツール画像トリミングツールはすべてブラウザ内で処理が完結します。アップロード不要なので、機密性の高い画像でも安心です。

無料 vs 有料

項目無料ツール有料ソフト
圧縮・リサイズ・トリミング・形式変換十分対応可能同等
バッチ処理(大量一括)対応するものあり強力
RAW現像・色補正・合成限定的充実
AIによる被写体抽出・補正一部対応最先端

ブログ・SNS・業務文書で使う一般的な加工なら、無料のブラウザツールで十分です。


よくある質問

Q. 圧縮するとどれくらい画質が落ちますか?

JPGは画質80%設定なら見た目の差はほぼわかりません。60〜70%でメール添付やSNS用には十分、40%以下まで下げるとブロックノイズが目立ちます。WebPはJPGより同じ容量で高画質を維持できるので、Web用途ならWebPがおすすめです。

Q. HEICとJPG、どちらを使うべきですか?

iPhone内に保存しておくならHEIC(容量が約半分)、メール・他人への共有・WindowsやAndroidでも開く前提ならJPGが安全です。詳しくはHEICをJPGに変換する方法を参照してください。

Q. OGP画像のサイズの目安は?

1200×630px(1.91:1)が主要SNSすべてで安全に表示される標準サイズです。Twitter/Xだけ重視するなら1200×675px(16:9)でもOKです。詳細はOGP画像のサイズと設定方法で解説しています。

Q. 複数の画像を一括で処理できますか?

画像変換ツール画像圧縮ツールはドラッグ&ドロップで複数ファイルを一度に処理できます。完了後はZIPでまとめてダウンロードできます。

Q. スマホからでも加工できますか?

すべてのツールはスマホのブラウザ(Safari・Chromeなど)からも使えます。インストール不要なので、出先のスマホからでも作業可能です。

Q. 加工後に元の画像は残しておくべき?

非可逆処理(圧縮・形式変換のJPG/WebP化)は元に戻せないため、原本は別フォルダに残しておくのがおすすめです。


関連記事

HEIC関連

WebP関連

圧縮・リサイズ・トリミング


画像変換ツールで今すぐ試す

画像圧縮ツールリサイズトリミング

関連記事

画像変換ツール

HEIC・WebP・JPG・PNG対応

Curythm

Curythm

Webディレクター。ブラウザ完結ツールを開発・運営。

キュリズムラボについて →