公開日:2026年5月12日 最終更新日:2026年5月12日

iPhone MagSafe対応一覧|Qi/Qi2との違いとアクセサリ選び

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結論:MagSafeはiPhone 12以降の標準機能

MagSafeは2020年のiPhone 12から導入された、Apple独自の磁気吸着+ワイヤレス充電規格です。**iPhone 12以降のほぼ全モデル(SE3を除く)**が対応しており、最新のiPhone 17シリーズではすべてのモデルでMagSafeが使えます。

最大25Wの急速ワイヤレス充電や、磁気吸着で位置ずれしない充電体験、ウォレットやスタンドなどアクセサリの拡張性が魅力です。MagSafeに対応していないiPhone(SE3や11以前)でも、Qi規格のワイヤレス充電器であれば最大7.5Wで充電できます。

この記事では、MagSafeの規格的な位置づけ、モデル別対応一覧、Qi/Qi2との違い、用途別のアクセサリ選び、非対応モデルでの代替手段までまとめます。


MagSafeとは

MagSafeは、iPhoneの背面にマグネット(リング状の磁石)と通信用コイルを内蔵し、対応アクセサリを「カチッ」と磁気で吸着できるようにする仕組みです。もともとはMacBookの電源コネクタ名でしたが、2020年のiPhone 12からワイヤレス充電・アクセサリ規格として再定義されました。

主な特徴は次の3点です。

  • 磁気吸着:充電器・スタンド・ウォレット・ケースが正確な位置で固定される
  • ワイヤレス充電:iPhone 12〜16で最大15W、iPhone 17 / Airで最大25W
  • アクセサリ通信:純正・MFM認証アクセサリと位置・種類を識別し、画面に専用UIを表示

ベースになっているのはQi(チー)規格ですが、Apple独自の磁石・通信プロトコル・最大W数の拡張が乗っているため、MagSafe対応充電器を使わないと最大W数は出ません。


MagSafe / Qi2 / Qi 規格比較

規格最大W数対応iPhone特徴
MagSafe(第2世代)最大25WiPhone 17 / 17 Pro / 17 Pro Max / Air磁気吸着・専用アクセサリ通信・25W対応充電器が必要
MagSafe(第1世代)最大15WiPhone 12〜16の全シリーズ磁気吸着・15W対応充電器が必要
Qi2最大15WiPhone 13以降(一部14以降)MagSafeをベースに業界標準化。磁気吸着あり
Qi最大7.5WiPhone 8以降の全モデル(SE2/SE3含む)業界標準。磁石なし。位置合わせが必要

Qi2は2023年に策定されたワイヤレス充電の業界標準で、MagSafeの磁気吸着部分を「Magnetic Power Profile」として取り込んでいます。iPhone 13以降は実質的にQi2にも対応しており、Qi2認証の充電器で15W充電が可能です(Apple公式での明示対応はiPhone 15以降)。

※W数・対応モデルは2026年5月時点のApple公式およびWPC(Wireless Power Consortium)公開資料に基づきます。


モデル別 MagSafe対応一覧

iPhone 12以降のほぼ全モデルがMagSafeに対応していますが、世代によって最大W数や対応規格が異なります。

シリーズ無印 / Plus / miniPro / Pro Maxe / SE / Air
iPhone 17対応(最大25W)対応(最大25W)17e:対応(最大15W)/ Air:対応(最大25W)
iPhone 1616 / 16 Plus:対応(15W)対応(15W)16e:対応(15W)
iPhone 1515 / 15 Plus:対応(15W)対応(15W)
iPhone 1414 / 14 Plus:対応(15W)対応(15W)
iPhone 1313 / 13 mini:対応(15W)対応(15W)
iPhone 1212 / 12 mini:対応(15W)対応(15W)
iPhone 11非対応(Qi 7.5Wのみ)非対応(Qi 7.5Wのみ)
iPhone SESE2 / SE3:非対応(Qi 7.5Wのみ)

最大25W充電はiPhone 17シリーズ・Airに限定されており、Apple純正の25W対応MagSafe充電器(または同等のQi2.2対応品)が必要です。15W対応のMagSafe充電器を使うと、iPhone 17でも最大15Wに制限されます。

※2026年5月時点。詳細はApple公式のiPhoneを比較するで確認してください。


おすすめアクセサリカテゴリ

MagSafe対応iPhoneの強みは、アクセサリの選択肢の広さにあります。主要カテゴリを整理します。

充電器

  • 据え置き型MagSafe充電パッド:デスク・ベッドサイドに固定。1〜1.5万円
  • MagSafeスタンド型充電器:縦置きでスタンバイ表示と相性が良い。1.5〜2万円
  • 3-in-1ワイヤレス充電器:iPhone+Apple Watch+AirPodsを1台で。1.5〜3万円
  • モバイルバッテリー型MagSafeバッテリー:外出先で磁石貼り付け給電。0.5〜1.5万円

iPhone 17で25W充電を活用したい場合は、25W対応・USB-C PD 30W以上のアダプターが必要です。古い15W対応充電器をそのまま使うと、iPhone 17でも15Wに留まります。

ケース

  • Apple純正MagSafe対応シリコン/レザー風ケース:純正アクセサリとの位置精度が高い
  • サードパーティMagSafe対応ケース:磁石内蔵で純正と同等の使い勝手
  • MagSafe非対応のケース:磁気が弱まりウォレット・スタンドが落ちやすくなるので非推奨

ケース選びの基本は「MagSafe対応」と明記された製品を選ぶことです。

ウォレット

  • Apple純正MagSafeウォレット:FineWoven素材。「探す」アプリで位置情報も追跡可能
  • サードパーティMagSafeウォレット:3〜4枚のカード収納・スタンド機能つきなど多機能型

通勤・通学で物理カードを最小限にしたい人と相性が良いカテゴリです。

スタンド

  • 車載MagSafeマウント:エアコン吹き出し口・ダッシュボード固定タイプ。Qi充電と一体になった製品も多い
  • デスクスタンド:作業中の通知確認・ビデオ通話に
  • 三脚マウント:写真・動画撮影用

MagSafe非対応モデルでのワイヤレス充電

MagSafe非対応のiPhone SE3・iPhone 11以前でも、Qi規格のワイヤレス充電器で最大7.5W充電が可能です。MagSafeほどの速さや磁気吸着はありませんが、ケーブル抜き差しを省略できる利便性は得られます。

Qi充電器の選び方

  • 出力:iPhoneでは7.5Wが上限。10W・15W対応モデルでも実効7.5W
  • 形状:パッド型(平置き)/ スタンド型(縦置き)。スタンド型のほうが通知確認しやすい
  • アダプター:充電器同梱品より、USB-C PD 20W以上のアダプターを別途用意するほうが安定
  • 複数台対応:Apple Watch・AirPodsも同時に置けるマルチパッド型もあり

MagSafe対応充電器をMagSafe非対応iPhoneに置くこと自体は可能で、その場合はQi規格の7.5W充電として動作します。将来MagSafe対応機種に買い替える前提なら、最初からMagSafe対応モデルを買っておく選択もあります。


よくある質問

Q. MagSafe非対応のiPhoneでワイヤレス充電はできる? A. はい、iPhone 8以降であればQi規格のワイヤレス充電器で最大7.5Wでの充電が可能です。MagSafeのような磁気吸着や15W〜25W充電はできませんが、ケーブルを抜き差しせずに充電できる利便性は同じです。

Q. MagSafeとQi2の違いは? A. Qi2はMagSafeの磁気吸着部分を取り入れて業界標準化したワイヤレス充電規格で、最大15Wまで対応します。Apple独自の通信プロトコルや専用アクセサリのUI表示、iPhone 17系での最大25W対応はMagSafe独自の機能です。

Q. MagSafeで急速充電できる? A. iPhone 12〜16では最大15W、iPhone 17シリーズ・Airでは最大25Wでの急速ワイヤレス充電に対応します。USB-CケーブルでのPD充電(20〜30W以上)にはやや劣りますが、ケーブルなしで急速充電できるのが強みです。

Q. ケース越しでもMagSafeは効く? A. MagSafe対応ケースであれば、ケース内部に磁石が埋め込まれているので問題なく動作します。MagSafe非対応の厚いケースや金属製ケースを使うと、磁気が弱まったり充電速度が低下することがあります。

Q. MagSafe対応の安いケースはある? A. サードパーティ製のMagSafe対応ケースは、安いものなら2,000〜4,000円程度から入手できます。純正と比べると磁石の位置精度や吸着力にやや差はあるものの、日常使用では十分実用的です。


関連リンク

参考・出典


norのひとこと:MagSafeは「使ってみないと良さが分からない」アクセサリの代表格。一度スタンド型充電器を置くと、寝るときも夜中もケーブル探しが消えます。iPhone 12以降を使っているなら、まずは安いMagSafeパッドから試してみてください。

※価格・対応W数・スペックは2026年5月時点の情報です。最新情報はApple公式サイトでご確認ください。

他のモデルと迷っている方へ

Curythm

Curythm

Webディレクター。ブラウザ完結ツールを開発・運営。

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