新札(ピン札)の両替はどこでできる?銀行・ゆうちょの手数料早見表と年末の期限【12月30日まで】
文:nor Webツール開発者 プロフィール
新札(ピン札)は、自分が口座を持つ銀行の窓口か両替機で用意するのが基本です。両替機ならキャッシュカードで1日1回10枚まで無料、窓口は三菱UFJ・みずほが10枚まで無料、三井住友・りそなは220円かかります。ゆうちょ銀行は「両替」ではなく貯金の払い戻しで新券を指定する形で、50枚まで無料です。ATMでは新札を選べません。年末は12月30日(水)15時が窓口・両替機の最終です。
年末年始の銀行の営業日全体は年末年始の銀行はいつからいつまで休み?にまとめています。
結論:新札は「口座のある銀行の窓口・両替機」で【5行の手数料早見表】
5行の公式ページ(2026年10月18日確認)から、新札(新券)を受け取るときの手数料と条件を並べました。
| 銀行 | 窓口 1〜10枚(口座あり) | 窓口 1〜10枚(口座なし) | 窓口 11〜500枚 | 両替機(キャッシュカード) | 時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三菱UFJ | 無料(1日1回) | 550円 | 770円 | 1〜10枚 無料(1日1回) | 平日9〜15時 |
| 三井住友 | 220円 | 330円 | 770円 | 1〜10枚 無料(1日1回) | 平日9〜15時 |
| みずほ | 無料(1日1回) | 770円 | 990円 | 1〜10枚 無料(同日2回目は不可) | 平日9〜15時 |
| りそな | 220円 | 220円 | 770円 | 1〜10枚 無料(グループのカード・1日1回) | 平日9〜15時 |
| ゆうちょ | 払い戻し時の金種指定 1〜50枚 無料 | 口座が前提 | 51〜100枚 550円・101〜500枚 825円 | 両替機なし | 貯金窓口の時間 |
4行とも、窓口の両替に「新券への両替」「新券を指定した払い戻し」を含むと明記しています。枚数は持ち込んだ枚数と持ち帰る枚数の多いほうで数えます。両替機の11枚以上は専用カード(有料・口座保有者向け)が要り、みずほの両替機利用カードは法人・個人事業主向けです。
お年玉や祝儀で必要なのはたいてい10枚以内なので、キャッシュカードで両替機に行くのがいちばん安く、窓口の列にも並びません。両替機の設置がない支店もあるので、各行の店舗検索で確かめてから出かけてください。
新札・新券・新紙幣・ピン札の違い
言葉が4つあって混ざりやすいので先に整理します。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 新券 | 銀行の用語で「未使用のお札」。両替の案内で出てくるのはこれ |
| ピン札 | 新券の俗称。折れやしわのないお札 |
| 新紙幣(新札) | 2024年7月3日に発行された渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎の券(国立印刷局) |
| 旧紙幣(旧券) | 福沢諭吉・樋口一葉・野口英世などの券。今もそのまま使える |
2024年7月以降、銀行で新券を指定して受け取るお札は新紙幣です。みずほ銀行はFAQで、新券への両替で渡すお札は新紙幣になると案内しています。一方、ゆうちょ銀行は新券の指定はできても「新紙幣と旧紙幣の指定はいたしかねます」としています。日本銀行は両替や新券への単純な交換を行っていないので、窓口に行っても替えてもらえません。
銀行別の手数料と条件【三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな】
三菱UFJ銀行
- 窓口: 1〜10枚は口座があれば無料(1日1回、カードか通帳を提示)、口座がなければ550円。11〜500枚は770円、501枚以上は500枚ごとに770円加算
- 両替機: キャッシュカードで1〜10枚無料(1日1回)。専用カードは1〜10枚400円、11〜500枚は取り扱いなし、501〜1,000枚800円。紙幣の投入は1回20枚まで
- 両替機は有人窓口のある店舗に設置で、営業時間は窓口に準じます
三井住友銀行
- 窓口: 1〜10枚は口座があれば220円、なければ330円。11〜500枚770円、501〜1,000枚1,540円、以降500枚ごとに770円。新札への両替も有料と明記
- 両替機: キャッシュカードで1日1回10枚まで無料、11枚以上は専用カード(口座保有者1人1枚)が必要で1〜500枚400円、501〜1,000枚800円
- 平日9時〜15時。両替用の現金がなくなり次第終了
みずほ銀行
- 窓口: 1〜10枚は口座があれば無料(1日1回、通帳かカードを提示)、なければ770円。11〜500枚990円、501枚以上1,980円(以降500枚ごとに990円)。新券の取り扱いも枚数に含む
- 両替機: キャッシュカードで1〜10枚無料、同じ日の2回目は不可。両替機利用カードは法人・個人事業主のみ
- ATMでは両替できず、払い戻しでは新紙幣と従来の紙幣が混在して出ます
りそな銀行
- 窓口: 口座の有無にかかわらず1〜10枚220円、11〜500枚770円、501〜1,000枚1,540円、以降500枚ごとに770円。新券への両替・新券指定の引き出しを含む
- 両替機: 1〜500枚400円、501〜1,000枚800円。りそなグループ(りそな・埼玉りそな・関西みらい)のキャッシュカードか両替専用カードなら10枚まで無料(1日1回)。手数料は100円硬貨で支払う
- 平日9時〜15時。「新券を含む両替用現金が無くなり次第、終了」と公式に明記
地銀・信用金庫は「新券は無料枠外」のところがある
信用金庫にも10枚まで無料の仕組みはありますが、千葉信用金庫のように「同一金種への交換は無料。ただし、新券への両替は除きます」と注記している例があります。地銀・信金で新札を頼むときは、料金表の「新券」の扱いを先に見ておくと行き違いがありません。
ゆうちょ銀行・郵便局で新札に替えられる?【両替ではなく金種指定】
ゆうちょ銀行には「両替」というサービスがありません。代わりに、口座があれば貯金窓口で払い戻すときにお札の種類と新券を指定でき、これに「金種指定料金」がかかります。
| 指定後の持ち帰り枚数 | 料金 |
|---|---|
| 1〜50枚 | 無料 |
| 51〜100枚 | 550円 |
| 101〜500枚 | 825円 |
| 501〜1,000枚 | 1,100円 |
| 1,001枚以上 | 500枚ごとに550円加算 |
数え方に独特のルールがあり、新券でない1万円札は枚数に含めず、新券を指定した1万円札は含めます。新券の指定はできますが、新紙幣か旧紙幣かは選べません。紙幣の在庫や店舗・郵便局の混み具合によっては、希望の金種を用意できないことや、指定を断られることがあると公式に書かれています。年末の郵便局の窓口時間は年末年始の郵便局はいつ休み?で確認できます。
ATMでは新札を選べない
みずほ銀行の公式FAQは「ATMでの両替はできません。両替機または窓口をご利用ください」とし、ATMの払い戻しでは「新紙幣および従来の日本銀行券が混在してでてくる場合がございます」と説明しています。ATMには金種や新券を指定する操作がないので、他行でも同じです。きれいなお札が出てくることはありますが、狙って出すことはできません。
年末はいつまで?【窓口・両替機は12月30日(水)15時まで】
銀行の窓口は12月31日〜1月3日が休みで、2026年は12月30日(水)が年内最後の営業日です。両替機の営業時間は窓口に準じるので、12月30日15時が新札を手に入れる年内の最終になります。
| 日付 | 窓口 | 両替機 | 新券の在庫 |
|---|---|---|---|
| 12月28日(月)〜29日(火) | 営業 | 稼働 | 年末で減りやすい |
| 12月30日(水) | 営業(15時まで) | 稼働(15時まで) | なくなり次第終了 |
| 12月31日(木)〜1月3日(日) | 休み | 停止 | — |
| 1月4日(月) | 再開・1年で最も混む日のひとつ | 稼働 | 年始の需要で混雑 |
りそなと三井住友は「両替用の現金がなくなり次第終了」と公式に書いています。年末の最終週は早い時間に新券が切れることがある前提で、12月中旬までに用意しておくのが安全です。年始に回すなら、1月4日(月)は再開日で窓口が混むので、5日(火)以降のほうが待ち時間は短くなります。2027年1月は11日(月・成人の日)を含む3連休もあります。
新札の需要は年末だけでなく、卒業・異動の3月と結婚式の多い10月にも増えます。祝儀を渡す予定が決まったら、同じ手順で早めに用意してください。
お年玉・ご祝儀に新札は何枚いる?【計算例】
必要枚数を先に数えておくと、無料枠(10枚)に収まるかどうかが分かります。
- 小学生2人に3,000円ずつ、中学生1人に5,000円の場合: 千円札6枚+五千円札1枚=7枚。両替機のキャッシュカード枠(10枚)に収まります
- 結婚式のご祝儀3万円: 1万円札3枚。ゆうちょなら新券指定の1万円札も枚数に数えます
- 親戚が多く20枚を超える場合: 窓口で770円(三菱UFJ・三井住友・りそな)か990円(みずほ)、またはゆうちょの金種指定(50枚まで無料)
お年玉の金額そのものはお年玉の相場はいくら?2027年の年齢別早見表で、年齢別・関係別にまとめています。
土日や当日に新札が必要になったら
銀行の窓口・両替機は平日のみなので、土日に急に必要になったときは代わりの手段しかありません。結婚式場やホテルのフロントで新札への交換に応じてくれることがありますが、保証はないので事前に確認が要ります。金券ショップや一部の両替商が新券を扱う場合もあります。確実なのは平日に銀行で用意しておくことです。
よくある質問
Q. 新札はどこで両替できますか?
自分が口座を持つ銀行の窓口か両替機です。平日9時から15時が基本で、両替機はキャッシュカードを入れれば1日1回10枚まで無料で新券を受け取れます(三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそなの公式ページ)。口座のない銀行でも窓口なら有料で両替できます。ATMでは新券を選べません。
Q. 新札への両替に手数料はかかりますか?無料は何枚までですか?
銀行によって違います。窓口で1〜10枚なら、三菱UFJとみずほは口座があれば無料(1日1回)、三井住友は220円、りそなは220円です。11〜500枚は三菱UFJ・三井住友・りそなが770円、みずほが990円。両替機はどの行もキャッシュカードで1日1回10枚まで無料で、11枚以上は専用カードが必要です。
Q. ゆうちょ銀行・郵便局で新札に替えられますか?
ゆうちょ銀行に「両替」のサービスはありませんが、口座があれば貯金窓口で払い戻すときに新券と金種を指定できます。指定後の持ち帰り枚数が50枚までなら無料、51〜100枚は550円です。新券でない1万円札は枚数に数えません。紙幣の在庫や混雑によっては断られることがあります。
Q. ATMで新札は出てきますか?
指定できません。みずほ銀行の公式FAQは「ATMでの両替はできません。両替機または窓口を」とし、ATMの払い戻しでは新紙幣と従来の紙幣が混在して出ると説明しています。新札がほしいときは窓口か両替機を使ってください。
Q. 新札とピン札、新紙幣の違いは何ですか?
銀行が「新券」と呼ぶのは未使用のお札で、俗に言うピン札のことです。「新紙幣」は2024年7月3日に発行された渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎の券を指します。2024年7月以降、銀行で新券を指定して受け取るお札は新紙幣です。ゆうちょ銀行は新券の指定はできますが、新紙幣か旧紙幣かの指定はできません。
Q. 口座のない銀行でも新札に両替できますか?
窓口なら有料でできます。1〜10枚の場合、三菱UFJは550円、みずほは770円、三井住友は330円、りそなは口座の有無にかかわらず220円です。両替機は自行のキャッシュカードか専用カードが前提なので、口座のない銀行では使えません。
Q. お年玉の新札は年末いつまでに用意すればいいですか?
銀行の窓口・両替機が使えるのは2026年12月30日(水)15時までです。りそな・三井住友は「両替用の現金がなくなり次第終了」と公式に書いており、年末の最終週は早い時間に新券が切れることがあります。12月中旬までに用意しておくのが安全です。1月4日(月)の再開日は窓口が最も混みます。
Q. 旧紙幣を新紙幣に替えると手数料がかかりますか?
両替としての手数料に加えて、旧券の取扱手数料を設けている銀行があります。三菱UFJは旧券・旧貨100枚まで770円(現金入金・現金振込が対象)、みずほは100枚まで990円(入金・両替・振込が対象)です。旧紙幣はそのまま使えるので、急いで替える必要はありません。









