休み明けの挨拶メール文例|お盆明け・社外向けの書き出しとお礼【2026】
文:nor Webツール開発者 プロフィール
休み明けの挨拶メールは、業務再開初日の午前中に「営業再開の報告+不在中の対応へのお礼」を2〜3文で送るのが基本です。長い近況報告や凝った時候の挨拶は不要で、簡潔にお礼を述べてすぐ通常業務の話に入るほうが好印象です。相手が知りたいのは「いつから連絡してよいか」と「保留中の案件がどうなるか」の2点だけだからです。
この記事では、お盆明け(2026年は多くの企業で8月17日(月)が業務再開日)にそのまま使える社内向け・社外向けの例文、書き出しと件名のフレーズ集、返信が遅れたときのお詫び、やりがちなNG例までまとめました。
なお、シルバーウィークや年末年始のような暦の連休(相手も同じ日に休んでいた連休)明けのメールは、お詫びが不要になるなど書き方が変わります。その場合は連休明けの挨拶メール文例をご覧ください。
休み明けの挨拶メールに必ず書く3要素【相手×タイミング早見表】
休暇明けの挨拶メールに書くことは、(1)業務再開の報告、(2)不在中の対応へのお礼、(3)保留していた案件への対応予定、の3要素だけで十分です。送る相手ごとのタイミングと組み合わせは次の通りです。
| 送る相手 | 送るタイミング | 必ず書く要素 |
|---|---|---|
| 社外・取引先(対応待ちあり) | 業務再開初日の午前中 | 営業再開の報告+対応予定日 |
| 社外・取引先(お礼のみ) | 業務再開初日〜翌営業日 | 不在中対応へのお礼+引き継ぎの連絡 |
| 社内・上司 | 出社後、朝のうち | 休暇取得のお礼+業務再開の報告 |
| 社内・チーム | 出社後、朝のうち | 不在中対応へのお礼+引き継ぎ案件を戻す連絡 |
長期休暇明けのビジネスメールで大切なのは、「誰に送るか」を絞ることです。不在中にやり取りが発生した相手・業務を代わってもらった相手に送れば足り、接点のなかった相手への一斉送信は不要です。宛先を絞るほど一通ごとの中身が具体的になり、結果として印象も良くなります。
あわせて、業務再開初日の朝いちばんに自動応答(不在通知)の解除を済ませておきます。解除を忘れると、営業再開を知らせたメールへの返信に「不在中です」と自動返信が返ってしまい、せっかくの再開連絡が台無しになります。設定と解除のタイミングは休業中の自動応答メール文例を参照してください。
社内向けの挨拶メール文例【上司へのお礼・チーム向け】
社内向けは、かしこまりすぎず簡潔に書きます。[ ] の部分を置き換えてご利用ください。
文例1:上司へのお礼
件名:夏季休暇のお礼([自分の名前])
[上司の名前]部長
おはようございます。[自分の名前]です。
8月13日(木)から16日(日)まで夏季休暇をいただき、
ありがとうございました。
おかげさまでしっかり休むことができました。
本日より通常どおり業務に戻ります。
不在中の状況を確認のうえ、急ぎの案件から対応いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例2:チーム・部署向け(業務再開の共有)
件名:業務再開のご連絡とお礼
チーム各位
おはようございます。[自分の名前]です。
休暇中は[案件名]のご対応をいただき、
ありがとうございました。
本日より業務に復帰しています。
不在中にいただいた連絡には、本日中に順次返信します。
お願いしていた引き継ぎ案件は、本日午後に私のほうで巻き取ります。
急ぎの共有事項があれば、このメールに返信でお知らせください。
よろしくお願いいたします。
社内向けは、お礼よりも**「いつから何を巻き取るか」を明示する**ほうが実務的に喜ばれます。引き継ぎ案件を戻す時刻まで書いておくと、代理で対応してくれた同僚が段取りを組みやすくなります。
社外・取引先向けの挨拶メール文例【お盆明けの標準・お礼】
お盆明けの社外への挨拶メールは、営業再開の報告を先に、お礼を続けて書きます。休業”前”の告知メールをすでに送っている相手なら、この再開報告とセットで案内が完結します(事前の告知文例は夏季休業のお知らせメールにまとめています)。
文例3:取引先向け(標準)
件名:営業再開のご連絡(〇〇株式会社)
株式会社[相手先名]
[部署名] [担当者名] 様
いつも大変お世話になっております。
〇〇株式会社の[自分の名前]でございます。
弊社は夏季休暇をいただいておりましたが、
本日8月17日(月)より通常どおり営業を再開いたしました。
休暇中はご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。
いただいておりましたお問い合わせには、本日より順次ご返信いたします。
[案件名]の件は、8月19日(水)までに改めてご連絡いたします。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
文例4:不在中に対応してもらった相手へのお礼
件名:ご対応のお礼(〇〇株式会社 [自分の名前])
株式会社[相手先名]
[担当者名] 様
いつも大変お世話になっております。
〇〇株式会社の[自分の名前]でございます。
私の休暇中は、[案件名]の件でご対応いただき、
誠にありがとうございました。
おかげさまで滞りなく進んだと、[代理担当者名]より
報告を受けております。
本日8月17日(月)より業務に復帰いたしました。
今後の対応は私が引き継ぎますので、
何かございましたら私宛にご連絡ください。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
社外向けで効くのは、対応予定日を数字で示す一文です。「順次ご返信いたします」だけで終えると相手は待ち時間が読めませんが、「8月19日(水)までに」と添えるだけで催促のやり取りが減ります。休暇をまたいだ期日の数え直しは営業日計算ツールで逆算できます。
不在中の対応にお礼を伝える文例【休み明けメールのお礼】
休み明けのメールでお礼を最優先で伝えたいのは、不在中に業務を代わってくれた同僚です。全体向けの挨拶とは別に、個別に一通送ると印象が大きく変わります。
件名:休暇中のお礼([自分の名前])
[相手の名前]さん
お疲れさまです。[自分の名前]です。
休暇中は[業務内容]をご対応いただき、ありがとうございました。
[具体的な対応内容]まで進めていただいたおかげで、
本日からスムーズに再開できました。
本日より私が引き継ぎます。
対応中に気になった点があれば教えてください。
[相手の名前]さんがお休みの際は、遠慮なくお声がけください。
今後ともよろしくお願いします。
お礼のポイントは、「何をしてもらったか」を具体的に書くことです。「いろいろありがとうございました」よりも、対応してもらった案件名や進んだところまでを挙げるほうが、引き継ぎ内容をきちんと確認したうえで感謝していることが伝わります。
休み明けメールの書き出し・件名フレーズ集【シーン別】
休み明けのメールの書き出しに迷ったら、次の表から選んで組み合わせれば形になります。
| シーン | 件名の例 | 書き出しの例 |
|---|---|---|
| 社外・標準 | 営業再開のご連絡(会社名) | いつも大変お世話になっております。本日より通常どおり営業を再開いたしました。 |
| 社外・お礼 | ご対応のお礼(会社名・氏名) | 私の休暇中は[案件名]の件でご対応いただき、誠にありがとうございました。 |
| 社外・不在中のメールへの返信 | Re: 元の件名のまま | ご連絡ありがとうございます。夏季休暇をいただいており、ご返信が遅くなり申し訳ございません。 |
| 社外・あらたまった相手 | 営業再開のご挨拶(会社名) | 残暑厳しき折、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 |
| 社内・上司 | 夏季休暇のお礼(氏名) | 夏季休暇をいただき、ありがとうございました。本日より業務に戻ります。 |
| 社内・チーム | 業務再開のご連絡とお礼 | 不在中はご対応ありがとうございました。本日より復帰しています。 |
件名は、開かなくても用件が分かる形にするのが基本です。「ご挨拶」だけでは埋もれるため、「営業再開のご連絡」「ご対応のお礼」のように動詞を含めます。不在中に受信したメールへ返す場合は、件名を変えず Re: を付けたまま返信すると、相手がやり取りの流れを追いやすくなります。
書き出しは「お世話になっております」などの定型のあと、1文目で再開の報告かお礼のどちらかを言い切るのがコツです。時候の挨拶から始める必要はありません(あらたまった相手に添える場合は後述します)。
返信が遅れたときのお詫びの一文【催促が来ていた場合の返し方】
不在中に受信したメールへの返信は、お詫びの一文から始めます。基本形は次の1文です。
夏季休暇をいただいており、ご返信が遅くなり申し訳ございません。
このあとすぐ本題の回答に入ります。お詫びを重ねるより、回答を先に届けるのが最善のフォローです。休暇による返信遅れはお互いさまであり、長い釈明はかえって読みにくくなります。
催促(「ご確認いただけましたでしょうか」など)が届いていた場合は、行き違いへのお詫びを一言足したうえで、回答を最優先で返します。
[担当者名] 様
ご連絡が行き違いになり、大変失礼いたしました。
8月13日(木)から16日(日)まで夏季休暇をいただいており、
本日確認いたしました。
お問い合わせの件、以下のとおり回答いたします。
(回答本文)
お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。
引き続きよろしくお願いいたします。
すぐに回答を出せない場合でも、「いつ返せるか」だけは初回の返信で伝えます。「本日中に確認し、明日8月18日(火)までにご回答いたします」と書けば、相手は待つ判断ができます。なお、「◯営業日以内にご回答します」といった期日が休暇をまたいでいた場合、期日は営業日ベースで数え直しになります。正確な期日は営業日計算ツールで確認できます。
そもそも休み中に届いた連絡へ、どこまで対応すべきかの線引きは休み中の仕事の連絡は対応すべきかで詳しく解説しています。
お盆明けの時候の挨拶は「残暑」【8月7日(金)の立秋以降】
夏季休暇明けの挨拶に時候の一文を添える場合、お盆明けは「暑中」ではなく**「残暑」**を使います。2026年は8月7日(金)が立秋で、これ以降は暦の上では秋にあたるため、「残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください」「残暑なお厳しい折ではございますが」といった表現が正しい使い方です。残暑の表現が使えるのは8月31日(月)ごろまでが目安で、9月に入ったら「初秋の候」などに切り替えます。残暑見舞いを出す場合の期間と文例は残暑見舞いはいつまでにまとめています。
休み明けメールのやりがちなNG例
| 書き方 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 自動応答を解除せずに営業再開メールを送る | × | 相手の返信に「不在中」と自動返信が返り、再開が伝わらない |
| お盆明けに「暑中お見舞い申し上げます」と書く | × | 立秋(2026年は8月7日・金)以降は「残暑」が正しい |
| 休暇の理由や旅行先など近況を長々と書く | × | 社外向けには不要な私的情報。読む負担になる |
| 接点のなかった相手も含めて一斉送信する | × | 形式的な印象になり、開封されずに埋もれる |
| 「ご迷惑をおかけしました」だけで本題に触れない | × | 相手が知りたい対応予定が分からない |
| 返信が遅れたお詫びを何度も繰り返す | × | 釈明が長いほど回答が後ろに追いやられる |
| 再開日を「本日8月17日(月)より」と明記する | ○ | 相手がいつから連絡してよいか即座に分かる |
| 保留案件の対応予定日をあわせて伝える | ○ | 催促の手間が省け、その後のやり取りが減る |
| 不在中の対応内容を具体名で挙げてお礼を書く | ○ | 内容を確認したうえで感謝していると伝わる |
特に多いのが自動応答の解除忘れです。再開初日の朝は、メールを書き始める前にまず不在通知を止めるところから始めます。次に多いのが「暑中」と「残暑」の取り違えで、立秋を過ぎているかどうかだけで判断できます。









