土曜日は営業日に含まれる?業種別早見表と契約書・納期での確認方法
文:nor Webツール開発者 プロフィール
「土曜日は営業日に含まれますか?」——結論から言うと、銀行・役所をはじめ多くの企業では、土曜日は営業日に含まれません。営業日は原則として土日祝を除いた月〜金曜を指します。
ただし小売・不動産・物流など土曜も動いている業種では、土曜を営業日に数える会社もあり、最終的には相手先ごとの定義で決まります。
この記事では業種別の土曜日の扱いと、契約書・納期で迷ったときの確認方法をまとめます。日付の計算は営業日計算ツールですぐにできます。
結論:原則含まれない。ただし業種・会社で例外がある
土曜日が営業日に含まれないのには、業種ごとに根拠があります。
- 銀行:休日(土日祝・年末年始)が法令で定められており、全国どの銀行でも窓口は土曜休業です
- 役所・裁判所:行政機関・裁判所の休日も法律で土日祝・年末年始と定められています
- 一般企業:法律の決まりはなく就業規則次第ですが、完全週休2日制(土日休み)が主流です
- 小売・不動産・物流など:土曜も営業するのが普通で、自社カレンダーでは土曜が営業日になり得ます
つまり「土曜が営業日かどうか」は、法令で決まっている業種(銀行・役所・裁判所)と、会社ごとに決まる業種に分かれます。
業種別早見表:土曜日の扱い
| 業種 | 土曜は営業日? | 補足 |
|---|---|---|
| 銀行・信用金庫(窓口) | 含まれない | 法令上の休日。ATM・ネットは動くが手続きは翌営業日扱いが原則 |
| 役所・官公庁 | 含まれない | 閉庁日。一部自治体の休日窓口は例外的なサービス |
| 裁判所 | 含まれない | 土日祝・年末年始は法律上の休日 |
| 郵便局 | 局・サービスによる | 大きな局は土曜も窓口営業あり。普通郵便の土曜配達は休止 |
| 病院・クリニック | まちまち | 土曜午前のみ診療が多い。休診日は院ごとに異なる |
| 物流・宅配便 | 含まれることが多い | 土日も配達あり。法人向けサービスは平日基準の場合も |
| EC・通販 | 会社による | 「営業日=平日」の表記が多く、土日は出荷を休む店も多い |
| 小売・飲食 | 含まれることが多い | 土日が繁忙日。代わりに平日定休の店もある |
| 不動産 | 含まれることが多い | 水曜定休が多く、土日はむしろ営業の中心 |
同じ「3営業日以内」でも、銀行基準なら土曜を飛ばし、土曜営業のECなら土曜を数える場合があります。
土曜をまたぐ「3営業日」の数え方(銀行・役所の場合)
銀行や役所の手続きでは土曜・日曜は営業日に数えません。金曜に手続きすると、次のようになります。
金曜:手続き日(数えない)
土曜・日曜:営業日ではないので飛ばす
月曜:1営業日目
火曜:2営業日目
水曜:3営業日目 ← 「3営業日後」の着地
祝日・連休が重なるとさらに遅れる(2026年の実例)
2026年9月は、9月19日(土)から9月23日(水・秋分の日)まで5連休(シルバーウィーク)です。
9月18日(金):手続き日(数えない)
9月19日(土)〜9月23日(水・祝):5連休で飛ばす
9月24日(木):1営業日目
9月25日(金):2営業日目
9月28日(月):3営業日目 ← 手続きから10日後
通常なら3営業日は「中3日」程度ですが、連休が挟まると暦の上で10日かかることもあります。連休前の振込・申請は前倒しが安全です。
なお「当日を含むか」「1営業日目をどこから数えるか」といった数え方の基本ルールは、営業日とは?意味と数え方と営業日の数え方|当日を含む?で解説しています。
ケース別早見表:土曜日はこう扱われる
| ケース | 一般的な扱い |
|---|---|
| 土曜に銀行アプリで振込 | 翌営業日(月曜)扱いが原則。組み合わせにより即時着金の場合もある |
| 土曜にECサイトで注文 | 「○営業日以内に発送」は翌営業日(月曜)起算になることが多い |
| 土曜に役所へ書類を郵送 | 土日に届いても処理は翌開庁日から |
| 土曜に宅配便が届く | 配達自体は土日も実施。再配達・問い合わせ窓口は別ルールの場合あり |
| 納期「3営業日」の契約 | 契約書に営業日の定義があればそれが最優先 |
祝日が営業日に含まれるかは営業日に祝日は含まれる?、金曜の次の営業日については翌営業日とは?で詳しく解説しています。
契約書・納期での確認方法【チェックリスト】
土曜の扱いで期限がずれるとトラブルになりやすいため、次の順で確認しましょう。
- 契約書・利用規約の定義条項を探す:「営業日とは、土曜日、日曜日及び国民の祝日を除く日をいう」といった定義があれば、それがすべてに優先します
- 公式サイトの「営業日・営業時間」欄を見る:定休日・受付時間・当日扱いの締め時刻(例:15時まで)を確認します
- 注文確認メール・見積書の但し書きを読む:「土日祝の注文は翌営業日受付」などの記載が根拠になります
- 不明なら暦日で聞き直す:「3営業日以内とのことですが、○月○日までという理解でよいですか」と日付で確認すれば齟齬が残りません
長期休業(年末年始・お盆・大型連休)は土曜の扱いとは別に確認が必要です。お盆時期の金融機関はお盆期間の銀行の営業日をご覧ください。
土日祝を除いた日付を自動計算する
- 営業日計算ツール:土日・祝日・振替休日を除いた「○営業日後」を自動計算します。銀行・役所基準の計算はこれで確認できます
- 営業日カレンダー作成ツール:年間の営業日を一覧化できます。連休前後の納期チェックに便利です
よくある質問
Q. 土曜日は営業日に含まれますか?
原則含まれません。銀行・役所・裁判所は土曜が法令上の休日です。土曜営業の業種では自社基準で含める場合があります。
Q. 土曜日に振り込んだお金はいつ着金しますか?
原則は翌営業日(月曜)扱いです。即時着金する組み合わせもありますが、期限の計算では翌営業日として見込むのが安全です。
Q. 金曜日の翌営業日はいつですか?
翌週の月曜日です。月曜が祝日なら火曜日になります。









